しろくまのきもち

しろいくまの日常やらなんやら、氷に乗ってる

さよならの向う側

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久しぶりのブログです、気を抜くとすぐにこんなに間隔が開いちゃいます、でも苦にはなってないので大丈夫です。


タイトルにも書かせてもらった曲、皆さんはご存知でしょうか。山口百恵さんが引退する際に歌われた曲で去り際にはマイクを舞台に置いて行かれたのが有名ですよね。今では沢山のアーティストさんにカバーされているとても良い曲です。

この曲とは長いお付き合いなのですがやっぱりいつ聴いても良いですね、歌詞もメロディも大好きです。
私は好きな曲の歌詞をスケッチブックに書き写し文字として歌詞を眺めて読んだりしては、自分の感情の置き場の引き出しにこっそりしまっておいてまたこっそり取り出してはしみじみする、という何だか若者からはかけ離れたようなことをするような女子大生でして。

でも役に立つ時は必ず来るものでして、年末の定期演奏会まで私はあるオーケストラのコンサートマスターを任されておりましたがその曲に込める気持ちや雰囲気、感情の移入がとても自然に行えたような気がします、何だか恥ずかしいのでこの話は辞めます。


ただこうやって冷めてしまった感情も熱もきっと身体の何処かにしまわれていて、ぶり返して困る時も勿論あるのですがいつか必要とする時が来るのか懐かしもうとその戸棚を開けようとするのかは解らないものです。

先の悲しみも人の悲しみを少しでも理解するために自身が成長するために何かしらの因果の元必要だったのかもしれない。
おかげで友達との他愛もない話から花が咲き火がつき涙で鎮火するほどに止まらなくなることもあれば、スケジュール帳の予定を今まで行くのに躊躇っていた教習を初めとする諸々の行き先で必死に埋めようとしている自分がいる。立ち止まっていた自分の時計をもう一度巻き直して針を進めるのも自分だったりするのです。


彼から貰った数々の品を整理しネックレスを置き場に掛けカレンダーを見ればもう月末、泣き暮れていた今年の幕開けからもうすぐ次の月の始まりに差し掛かろうとしています。あの電話が掛かってきた1ヶ月後には私はどんな顔をして過ごしているんだろう。